社会福祉法人 豊友会 病児病後児保育室「やわら」
病児保育について、橋本園長にお話をうかがいました。
-病児保育事業について教えてください。
橋本園長
お子さまが病気で、集団生活が困難であると診断された期間、一時的にお子さまをお預かりするための施設です。
かかりつけの医師の診断を受け、園指定の医師連絡票をもとにお預かりをしています。
-利用方法や手続きなどを教えてください。
利用にあたっては事前に登録していただきます。一度登録をすると継続的に利用できます。
登録には母子手帳、印鑑、乳幼児医療費受給資格証、保険証が必要です。
対象年齢は満6ヶ月~10歳までです。
利用いただく前には必ず電話にて予約を入れていただき、入室時には医師連絡票と利用申込書を提出していただきます。利用時間は8時30分~午後6時までで平日のみとなります。
(延長はありません。)
利用料は1回4000円です。(キャンセル料は2000円いただきます。)
実際のところ、病児保育がどういったものであるかを知らない方の登録があったり、病気であれば何でも預かってもらえると思われていたり、登録そのものが必要であるということを知らない方もなかにはいらっしゃいます。
わからない事があったらお問い合わせください。
-病児保育の1日のスケジュールを教えてください。
8時30分から随時受け入れ、検温などの入室チェック。9時頃からおやつと水分補給。その後は年齢や体調に合わせた保育を行います。
お昼になると給食を食べ、薬を飲んだり検温をします。お昼の後はお昼寝などの安静な時間になります。3時にはおやつと水分補給、検温。その後は自由時間となり保護者のお迎えを待ちます。
-病児保育の良いところについて教えてください。また、保護者からのお問い合わせはどういったものがありますか?
症状に応じて個別にサポートできること、看護師と保育士、また栄養士の管理のもと、お子様を預かる事ができることが良いところだと思います。
保育を受ける子どもと先生
お問い合わせでは「水ぼうそうだが預かってもらえるのか」「昼食は出してもらえるのか」「何人まで預かってもらえるのか」という内容が多く、急な預かりの依頼も何度かありましたが、既に予約でいっぱいの場合はお断りすることもありました。
-諏訪ひかり保育園の特徴を教えてください。
和光市では初めての病児保育の施設で、最大4名までしかお預かりできませんが、個別に対応することができます。完全給食制を採っていて、給食は管理栄養士がお子様の症状に合わせて調理します。アレルギーや離乳食の対応もしています。
施設内の様子
「やわら」は病院に併設されていないものの、近くに病院があり、緊急時の対応をお願いしています。また、医師とは常に連絡を取り合うようにしています。
お迎えの時には、保護者に今日一日の出来事を報告します。ひとりひとりのお子さまをあたたかく受け入れ、自分の家のような感じで過ごせるようにしていきたいと考えています。
基本情報
社会福祉法人 豊友会 病児・病後児保育室「やわら」
施設名:社会福祉法人 豊友会 諏訪ひかり保育園
※病児・病後児保育室「やわら」併設
所在地:〒351-0102 埼玉県和光市諏訪2-5
電話番号:048-423-7614
FAX番号:048-423-7814