こんなときはココへ相談を（妊産婦のみなさんへ）

妊産婦のみなさんへ！

妊娠、出産後、お子さんとの生活に期待や夢が膨らむ一方、今後の子育ての不安や悩みを抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
こんなときには一人で悩みを抱え込まず、まずは相談してください。
あなたをサポートしてくれるところがきっと見つかります。

出産までは何十万円もかかるってきいたけど、どうしよう？？
でも、大丈夫。
あなたを助けるこんな制度があります。

出産までの14回の妊婦健診費用に対する助成制度です。市町村の窓口で妊娠届出を行うと、助成券がもらえます。
【問い合わせ先】
お住まいの市町村の保健センター

出産、入院にかかる費用は医療機関によって異なりますが、そのかなりの部分は公的な制度でカバーできます。
たとえば、次のような制度があります。

○出産育児一時金
加入している健康保険（又は国民健康保険＝国保）から原則42万円（一部の医療機関は40万4千円）が支払われます。医療機関の窓口などで手続きをすれば窓口負担額が少なくなる制度もあります。

【問い合わせ先】
出産をする医療機関、保険証に記載された保険者

○出産手当金
あなたが会社勤めで健康保険に加入している場合、仕事を休んで減ってしまった給料の一部が支給されることがあります。

【問い合わせ先】
保険証に記載された保険者
（ただし、市町村国保にはこの制度はありません）

出産にかかる費用だけではなく生活自体が困難な方は、次の制度による支援を受けられることがあります。

生活に困っている方に対して、最低限度の生活を保障するとともに、自分で自分のくらしを支えられるよう応援することを目的とした制度です。

【問い合わせ先】
市にお住まいの方は市の福祉事務所、町村にお住まいの方は県の福祉事務所

どうしても自分で育てられない方は、お住まいの市町村や最寄りの児童相談所に相談してください。
あなたと、生まれてくるお子さんのことを第一に、あなたといっしょに考えていきます。

○里親
専門の研修を受けお子さんを預かる家庭です。預かる期間は、数日間の短期間からお子さんが18歳になるまでの長期間など様々です。

○乳児院
0歳からおおむね2歳までのお子さんを預かる施設です。

○養子縁組
あなたの代わりに育ててくれる親に、法律上も親になってもらう制度です。

児童相談所では・・・
お子さんについての様々な相談に応じ、問題解決に必要な指導援助を行います。

殴る蹴る、暴言、生活費を渡してくれないなどの、DV（ドメスティック・バイオレンス）を受けているときはぜひ専門の機関に相談してください。

【問い合わせ先】
埼玉県配偶者暴力相談支援センター
電話：048-863-6060（婦人相談センター）
電話：048-600-3800（男女共同参画推進センター　With You さいたま）
お住まいの市町村のDV対策担当課

DVで逃げているなどの事情がある場合は、新しい住まいであなた自身が国保に加入できる場合があります。所得が少ない場合などは、保険料も軽減されることがあります。

【問い合わせ先】
お住まいの市町村の国保担当課

妊産婦を対象とした保健指導、家庭訪問、妊娠・出産期の不安を解消し、子育てに関する実技を学ぶための両親（母親）学級などを実施しています。
また、乳児のいるご家庭へ保健師等が訪問し、育児に関する相談に応じる「こんにちは赤ちゃん事業」を実施しています。

【問い合わせ先】
お住まいの市町村の保健センター

主に0歳から3歳のお子さんの育児について相談に乗ったり、保護者が気軽に利用できる交流スペースの提供や、仲間づくりの支援をしたりします。
子育て支援センター、つどいの広場など、いろいろな愛称で呼ばれています。

【問い合わせ先】
お住まいの市町村の子育て支援担当課

児童相談所一覧	電話番号
中央児童相談所	048-775-4152
南児童相談所	048-262-4152
川越児童相談所	049-223-4152
所沢児童相談所	04-2992-4152
熊谷児童相談所	048-521-4152
越谷児童相談所	048-975-4152
越谷児童相談所草加支所	048-920-4152
※県の各児童相談所の受付時間は、月～金（祝日、年末年始を除く。）の8：30～18：15です。
さいたま市児童相談所	048-840-6107

児童相談所全国共通ダイヤル　0570-064-000
（最寄りの児童相談所につながります。）

市町村一覧はこちらをご覧ください。